斑入りの葉がきれいな観葉植物 オリヅルラン(2012/12)
今年もいよいよあと2日になりました。今日は雨だったのでお正月の準備も大変だったと思います。
年末になると、一年が経つのは本当に早いと毎年思います。年を重ねると余計早くなるような気がします。
この一年、色々な草花を育ててきましたが、手のかかる草花もあればかからない草花もありました。手のかからない草花というと、観葉植物のオリヅルランもその一つだと思います。
オリヅルランは、南アフリカ原産の多年草で、品種としては、葉の中央が白いナカフオリヅルランとナカフヒロハオリヅルラン、葉の縁が白いソトフオリヅルラン、斑のない緑一色のオリヅルランがあります。よく見かけるのはナカフヒロフオリヅルランで、我が家にあるのもそうです。
オリヅルランは、根が太いので乾燥に強く、過湿になっても根腐れしにくい丈夫な植物です。ただ、冬の寒さには弱く、温度が0度以下になると枯れてしまいます。実際には、霜や雪に直接あわなければ屋外でも冬を越します。
我が家には常緑樹のシラカシの下に茂っていたオリヅルランがありますが、昨冬はシラカシを剪定して雪が積もってしまったため、株が小さくなってしまいました。
昨冬の雪を被るまえの状態です。
オリヅルランは丈夫なだけでなく、結構ランナーを出すのでよく増えます。ランナーは切っても次から次へと出てくるので、すぐ芽ができます。
我が家のオリヅルランは、もともとは室内のハンギングにしてある2鉢から増えたものです。
しかし、何年も同じ鉢で育てていたため、茎がどんどん鉢外に出るようになってしまいました。
そこで、今春、一回り大きい鉢に植え替えることにしましたが、重すぎてハンギングにできなくなってしまい、2鉢目は元の鉢に植え直しました。
乾燥には強いオリヅルランですが、水分が不足すると、葉先から枯れてきて見苦しくなります。その場合は、枯れた部分を切ればまたスッキリします。
新葉が出揃ったときは一段と美しく、眩いばかりです。なお、オリヅルランという名前ですが、小さな白い花が折り鶴のようであるところから付いた名で、ラン科植物ではありません。
さて、明日は大晦日。仕事で忙しい方、のんびり自宅で過ごす方、色々な方がいると思います。私は2日まで温泉で過ごすことにしています。
皆様、どうぞよい年をお迎え下さい。
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